杵と臼でおもち作りに挑戦
(1)もち米を用意します。
大人1名につき1合(約140グラム)、10人分なら10合=1升=約1.4kgが目安です。前日の晩に研いでたっぷりの水につけておきます。
(1)蒸し始める約1時間前にざるに揚げて水分を切ります。
(2)4升炊きのセイロですと40~50分蒸します。火力は、出来るだけ強くしてください。
(3)あまり蒸し過ぎますと、もちがべたべたになってしまいますので、まめにセイロの中のもち米をつまんで、頃合を見計ってください。
・前日の準備
・当日の準備
(1)お湯をたっぷり沸かし、ポットに入れておきます(最低でもポット3個分)。
(2)おもちつきの場所にビニールシートなどを敷き、臼を運び水を張っておきます。杵も水につけておきます。
(3)搗く前に、臼、杵をお湯で十分に温めます。
(1)お米が蒸し上がったら、臼の湯を捨て軽く拭き取り、もち米を入れます。
(2)杵でもち米をつぶしこねます。体重を掛けて米粒がだいたいつぶれればOK。この作業がもちつきの半分くらいですが、一番大変な作業です。
(3)杵でつきます。杵にもちが付くようになったらお湯で湿らせます。
(4)返し手はぬるま湯で手を湿しながら、もちを折り畳むように中心に集めます。
(返し手は、あまり頻繁に手水を使用しますと、出来上がりのおもちが、こしのないヘニャヘニャのもちになってしまいますのでご注意ください)
(5)途中つくのをやめ、もち全体を持ち上げひっくり返します(1~2回)。
(6)粒がなくなってなめらかになったら出来上がりです。ふ~疲れた?
◆お餅が搗き上がったら
(1)つきあがったおモチは、すぐに「すし桶」や「市販の大き目のばんじゅう」に移し、米粉もしくは片栗粉をまぶして、その後の整形作業をしやすくします。
(2)臼から、手で持って移すのですが、ツキたてですからとにかく熱いので、やけどに注意。なるべく、臼の近くで整形作業をした方が、いいかもしれません。
(3)すぐに食べる場合は、適当な大きさにちぎって、丸めて小餅にすればいいのですが、お供え、のしもちのなどに整形する場合は、多少、技術・道具が必要となります。
(4)搗きたてのおもちの一番おいしい食べ方は、なんといってもおろし醤油です。これは絶品です。ただ、あまり辛い大根は避けてください。やっぱり搗きたては、うまい!